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いびき防止装置
いびき防止装置は、いびきや閉塞性睡眠時無呼吸（OSA）を治療するために特別に設計された歯科用装置です。専門知識を持った歯科医が設計し、機能的な歯科装置を製作します。いびき防止装置は、非外科的な治療オプションであり、安全で効果的とされ、今日ますます人気が高まっています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）とは何ですか？
閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）は、上気道の舌の基部が弛緩しているか、咽頭通路が狭くなっているために酸素が完全に体内に入らないことによる睡眠障害です。その結果、体は脳や他の臓器に酸素を供給することができず、酸素濃度が低くなり、一方で二酸化炭素濃度が高くなり、不整脈を引き起こします。OSAは突然死を引き起こす可能性がある重要な状態であり、いびき、昼間の眠気、および生活の質に影響を与える他の合併症を引き起こします。OSAは徹底的な医療評価と適切な治療計画のための正確な診断が必要です。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の症状
閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）の最も顕著な症状は、頻繁な大音量のいびき、十分な睡眠をとってもすっきりしない、寝不足感、日中の頻繁な眠気（特に勉強中や仕事中）、運転中の居眠りのリスクです。通常、いびき、不規則な呼吸、口呼吸、または睡眠時無呼吸のためにパートナーが気づき、これが睡眠の質や生活の質に悪影響を与えます。OSAの兆候と症状は次の通りです：
- 頻繁な大音量のいびき
- 呼吸困難
- 夜中に目覚め、窒息感を感じる
- 落ち着きがなく、頻繁に寝返りを打つ
- 睡眠中の発汗
- 十分な睡眠をとってもすっきりしない
- 性的機能障害
- 起床時の口の乾きや喉の痛み
- 頻繁な頭痛、特に朝
- 日中の眠気
- 気分の変動、すぐにイライラする
- 集中力の欠如、物忘れがしやすい
- 疲労、倦怠感
- 体重増加
- うつ病の可能性、夜間頻尿
閉塞性睡眠時無呼吸症候群のリスクがある人
- 咽頭通路が狭い方、顔の解剖学的構造に異常のある方
- 首周りが大きい方、首が太い方、あごが小さい方
- 上気道疾患のある方
- 肥満またはBMI35kg/m2以上の方
- 高血圧の方
- 喫煙習慣のある方、アルコール飲料を摂取している方
- 男性（女性や小児よりも相対リスクが高い）
メドパーク病院でのいびきと閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療手順
- メドパーク病院の睡眠専門医は、患者と親しい同伴者から病歴を聴取します。
- いびきと閉塞性睡眠時無呼吸症候群を診断するために、睡眠専門医の監督のもと睡眠検査が行われます。
- 医師は、睡眠検査の結果を確認し、症状に適した個別の治療計画を立てるために予約を取ります。
- 歯科医師はメドパーク病院の歯科クリニックに予約を入れ、口腔印象、歯科スキャン、歯の咬合の記録を行います。
- 歯科医師は、いびき防止装置を受け取るための予約を取り、装置を装着し、患者に合うように装置を調整します。
- 歯科医師は、治療結果を評価し、必要に応じて調整するためにフォローアップの予約を取ります。
- 満足のいく治療結果を得るために、一貫して口腔内装置を装着することをお勧めします。
いびき防止装置の仕組み
いびき防止装置は、上歯と下歯を包むように設計された2つの部分から成り立っています。下顎を前方に移動させて気道を広げ、呼吸を容易にし、いびきを減少させ、閉塞性睡眠時無呼吸のリスクと重症度を下げます。
いびき防止装置の適応
- いびきをかく人：大音量で慢性的または連続的にいびきをかく人
- 軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）の人（重度のOSAについては歯科医がケースバイケースで検討します）
- 顔の解剖学的異常を持つ人
- 手術を避けたい人
- 障害の治療に陽圧呼吸（CPAP）装置を使用したくない人
いびき防止装置の利点
3Dデジタルスキャンによる、全員に完璧にフィットする口腔装置の高精度な設計・製造。
- 個別のデザインで、すべての人にフィットします
- いびきを減少させます
- 閉塞性睡眠時無呼吸を減少させるのに役立ちます
- 睡眠の質を向上させます
- 小型で持ち運びが簡単で、電源を必要としません
- 清掃が簡単です
- 装着が快適です
- 装着中の恥ずかしさがありません
- 隣人を悩ませる騒音がありません
- 歯ぎしりをする人にとっては、歯の摩耗を防ぎます
いびき防止装置の副作用
装着初期には、顎関節の痛みや咀嚼筋の疲労を感じることがあります。しかし、フォローアップの予約中に歯科医が結果を評価し、必要な調整を行い、装置に慣れるにつれて、痛みや不快感は徐々に改善されます。
いびきと閉塞性睡眠時無呼吸症候群
いびきと閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、性別や年齢に関係なく誰にでも影響を与える可能性があります。この障害は危険であり、短期的および長期的な健康への悪影響や他者との関係に影響を与える可能性があります。さらに、脳卒中、冠状動脈疾患、高血圧など多くの合併症のリスクを高め、早期死亡を引き起こす可能性があります。いびきや閉塞性睡眠時無呼吸症候群のある人は、専門医と経験豊富な歯科医による体系的な治療を受ける必要があり、症状を緩和し、後に起こる可能性のある深刻な合併症のリスクを減少させるのに役立ちます。良い睡眠は、人生を最大限に楽しむのに役立ち、円満な結婚生活を促進し、日常生活をスムーズかつ効率的にします。
